人材育成方針
地域の医療・福祉ニーズを満たし、
生きがいあふれる健康社会を支える人材に
私たちの幸せは、健康な心と身体の上に成り立っています。モリシマグループは、「病気にならない」健康寿命を延ばすサポートを中心に、医療・福祉のエキスパートを養成。誰もが心身共に健やかで、豊かな人生を楽しむことができる、健康社会の実現を支える人材を育成しています。
健康社会に貢献する人材の育成
理学療法士
作業療法士
スポーツトレーナー
はり師・きゅう師
柔道整復師
ケガを治す
訓練を行う
サポートする
広がり続ける「健康の仕事」。
時代が求める新しい人材を育てる
キャリアサポートの充実した仕組み。学習指導のみならず、ライフプラン指導や豊かな人間性の形成へ向けた教育など、現場や患者様から真に必要とされる施術者の条件を満たすための充実したサポートが用意されています。
医療・福祉施設(企業等)と学校の交流を積極的に行ない、必要かつ最新の知見を授業内容に取り入れる体制を整えています。
主な就職先一覧
鍼灸院、接骨院、総合病院、整形外科、福祉施設、婦人専門外来・エステ、スポーツチーム、スポーツジム ほかの就職実績が豊富です。
- 救急・一般病院 リハビリセンター
- 介護老人保健施設
- こども病院
- 在宅分野
- 行政分野
- 教育分野
- スポーツ分野
- 精神・心療内科分野
- 医院
- クリニック
- 整形外科
- 鍼灸院
- 接骨院
- 整骨院
- 美容系治療院
- エステ関連 など
全国で活躍する卒業生
選手を想う気持ちが、
夢の舞台につながる専門学校 浜松医療学院 鍼灸学科、
アスレティックトレーナー学科 卒業 山西 昇
スポーツトレーナーになりたいと思ったのは高校生の時です。 膝の怪我の治療・リハビリをトレーナーさんにしていただき、トレーナーの仕事がしたいと思うようになりました。その後は体育大学へ進学。野球部に所属し、社会人野球の練習を手伝いながら、現場のトレーナー活動の勉強をさせていただきました。大学卒業後、3年ほど社会人野球チームでメイントレーナーのサポートをしていました。そこで出会ったのが浜松医療学院の臼井先生でした。 医療資格の必要性を教えていただいたことがきっかけとなり、こちらの鍼灸学科を目指すことを決意しました。当時、アスレティックトレーナーの資格は新しく、まだ認識されていませんでしたが、これからプロの現場でアスレティックトレー ナーも必要になっていくだろうと感じ、設立したばかりのアスレティックトレーナー学科への入学も決め、3年間のダブルスクール生活が始まりました。
再びの線でつながった社会人野球チームの監督は、元プロ野球選手でした。 しばらく一緒に仕事をしていましたが、やがて監督はソフトバンクホークスへ移籍。その数年後、今度は私に「ホークスのトレーナーに空きが出たから履歴書を送ってみたら」と声がかかりました。実はそのタイミングで別の球団からもお誘いをいただいており、非常に悩みました。正直に2球団から声をかけられていることを伝えたところ、球団事務所での面接を経て、契約までトントン拍子に進んで行きました。ソフトバンクホークスとの契約がここまでスムーズに進んだのは、以前お世話になった監督が中から推してくれたからだと気づきました。 振り返れば、学生時代からたくさんの良い方達に恵まれ、人と人のつながりは何よりも財産だと実感しました。
ダブルスクールで学んだ3年間
25歳から28歳の3年間、浜松医療学院で鍼灸学科とアスレティックトレーナー学科の2つの学科を受講。当時は1部・2部制で、午前の部・午後の部とクラスが分かれていました。授業は午前の部のクラスで学び、 午後は社会人野球チ ームのYAMAHA野球部へトレーナー活動に。資格取得を目指す期間も学校と現場の双方で積極的に学びました。ダブルスクールと現場を並行しながら、3年間で鍼灸とアスレティックトレーナーの資格を取得し、浜松医療学院を卒業しました。タイミングよく、卒業と同時に以前トレーナーサポートをしていた社会人野球チームから声をかけていただき、そこから9年間お世話になりました。
やりがいと大切なこと
この仕事で最も大切なことは「挨拶」をきちんとすること。特別なことではありません。チームを支えるプロとして、監督やコーチ、選手、スタッフなど関わる全ての人たちとしっかり向き合い話すこと。そうして診てきた選手たちが結果を出した時、一番のやりがいを感じます。チームが勝てるよう毎日選手と向き合っているので、気づけば選手たちに感情移入しています。勝った、負けたで一喜一憂しながら、楽しんで仕事をしています。チームを勝たせるためには選手がけがをすることなく、良いパフォーマンスができる状態で試合に向かえる身体をつくっていくこと。それがチームの勝利に貢献できる、やりがいへとつながっていきます。
健康美容の鍼灸院で、
多くの女性に幸せを。専門学校 浜松医療学院
鍼灸学科 卒業 谷口 加奈子
「教員」から「学生」に
私はいささか変わった経歴で、もともと柔道整復師を養成する教員をしていたんです。ただ、鍼灸にも以前から興味があり、鍼灸の世界が多様化していくことに将来性を感じていました。ちょうど浜松医療学院で美容鍼灸講座が始まることになったので、それを機会に学び直しを決意しました。浜松の実家から通いやすいというのもメリットでした。実際に授業が始まれば、1人の学生として抵抗なく学ぶことができました。
出会えた英語クラブ
学生時代で印象的なのは、当時の美容鍼灸の先生が主宰していた英語クラブです。外国で鍼灸師として活躍することを目指す人が数名集まっていました。実際に海外研修をしたり、海外で働いている人もいます。私も現在は小さい子どもがいて簡単に動けませんが、当時は「海外に行けたら」と願っていました。また授業では、施術者と患者という設定で何度もシミュレーションをしたことが、今になって生きています。カリキュラムも3年間で次第にステップアップし、組み立てがよく考えられているなと感心していました(笑)。
月に1週間限定で浜松で開院
女性の健康美容に特化した鍼灸院で、多くの人に健康になってもらうのが夢です。現在は、拠点としている京都で開業の準備を進めつつ、月に1週間限定で浜松のサロンを開院しています。来院される方は9割がた女性で、鍼灸初体験ということも多く、鍼灸の効果に驚いて「また受けたい」と言ってくださるのが、一番うれしいです。また、鍼灸の教員も視野に、いずれ鍼灸の通信制大学院にも通いたいと思っています。鍼灸に来られる方は、健康に関心があり、知識欲も旺盛なので、私たちも常に勉強していないといけませんからね。
「もっと身体の知識を学ぼう」
と、決意した日。専門学校 浜松医療学院
柔道整復学科 卒業 坂本 裕哉
「もっと身体の知識を学ぼう」と決意
もともとは体育教師を志していましたが、大学時代に転機が訪れました。教授が監督をしているハンドボールチームのサポートをしていた私は、インカレ(全国大会)に出場したチームが敗れた時に、自分の無力さを痛感したのです。「もっと身体の知識を学びたい、運動器の本格的な勉強をしたい」と強く考えたのが、柔道整復師の資格や仕事に関心を持つようになったきっかけでした。
「ひとを治す柔道整復師」への
思いが固まる
浜松出身なので、浜松医療学院は家から通えるのが大きな利点でした。トレーナーに興味を持つ者として、プロチームとの提携も魅力でした。ただ入学後に病院実習や接骨院でのアルバイトを経験するうち、施術や治療への関心が深まり、進路決定時には「ひとを治す柔道整復師」を志望しました。さまざまな症例を学んでからトレーナーの道をもう一度考えても遅くないと思います。印象的だったのは2年生の時の実技認定試験。クラスが一体となって、お互いを練習台に包帯の巻き方を練習したり、励ましあったりしました。
頑張っている姿に、
仕事の喜びを感じる
鍼灸接骨院での施術や、隣の施設での運動指導を並行で行っています。身体が痛いという方だけでなく、健康な身体づくりや運動パフォーマンス向上が目的という方もいます。部活に打ち込んでいる中高生の試合を見に行って頑張っている姿を見たり、「ベストタイム出たよ!」と弾んだ声で報告を受けるのは、とても嬉しいことです。将来は、知識・技術・人間性など総合的に後輩を育てたいです。1人が施術を担当できる数には限界がありますが、たくさんの後輩がさらに後輩を育てていけば、その数は飛躍的に増えると思うのです。
患者様に寄り添い、励まし、
明るい道へと導いていく。専門学校 富士リハビリテーション大学校
理学療法学科 卒業 勝亦志帆
沼津市立病院リハビリテーション科に勤務しています。在学中に急性期のリハビリテーションへの関心を深め、就職先を選ぶ際も急性期病院を希望しました。大きな病院ですので、常に進化する最新の医療を提供するために日々勉強の毎日を送っています。
決めた理由
理学療法士になるために富士リハを選んだのは、臨床を重視した指導体制に共感したからです。富士リハの先生は週に一日、病院で理学療法士や作業療法士として勤務し、実際の医療現場でしか得られない生きた知識や技術を私たちに教えてくれました。技術だけでなく、「医療人としての心構え」をしっかりと身に付けさせてもらえたことにとても感謝しています。
病院はもちろん、スポーツ、子ども、教育、保健・健康増進など、自分の適性に合った活躍の場を選択できることは理学療法士の魅力の一つです。実際の医療現場では医師などと緊密に連携し、患者様の身体機能回復の可能性を広げることができます。昨日できなかったことが今日できた、そんな変化に立ち会えたときや、患者様が笑顔になってくれたときが一番の喜びです。
実際の医療現場では、理学療法士と作業療法士は常に連携して患者様のリハビリにあたります。患者様に寄り添い、励まし、明るい道へと導いていくため、理学療法士と作業療法士は患者様の身体と心の両面からサポートしていく必要があります。理学療法士と作業療法士がそれぞれどのように連携しながら対応していくのかを深く学ぶことが大切です。
患者様とともに
全力で歩んでいく。専門学校 富士リハビリテーション大学校
作業療法学科 卒業 佐野まなみ
富士市立中央病院リハビリテーション科に勤務しています。 富士市の中核を担う総合病院ですので、日々様々な患者様の治療に関わらせて頂きます。
思いやりのある先生ばかりで、いつも一緒に勉強してくれました。 また勉強だけでなく、いろいろな相談に親身になって話を聞いてくれました。富士リハの先生方や仲間は一生の宝物です。
クラスメイトと過ごした全てが良い思い出です。当時の仲間とは今でも連絡を取り合っています。 日々の勉強は大変でしたが、みんなで乗り越えたからこその団結力が生まれました。職場は違っても、私の病院から仲間の病院へ転院する患者様もいて、富士リハの同期で患者様を支えている誇りを感じます。
様々な障がいや病気を抱えた患者様がいらっしゃいますので、いつもリハビリが上手くいくとは限りません。思うような結果を出せず、自分の無力さに落ち込むこともあります。ですが、結果だけを見るのではなく、患者様とともに全力で歩んだことが大事なのだと考え、積極的にアプローチすることが大切です。作業療法士は素晴らしい仕事ですので、ぜひ富士リハで頑張って勉強し、素晴らしい療法士に成長して下さい。